手取り13万円だけど丁寧な暮らしがしたい

田舎の雑貨屋でアルバイト、へんてこアパートでひとり暮らし。

店をひらく瞬間

 

4月22日(土)

今日は私が働く雑貨屋さんの新しい店舗がオープンする日。以前勤めていた別会社のお店とはいえ今年入ってまさかお店の閉店と開店を経験するとは思わなかった。

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閉店してしまった以前のお店は、半分個人店のような小さなお店でアルバイトとはいえひとり営業の時間が多かった為、思い入れは強かった。それに比べると大きめな雑貨屋であり、従業員の数も多い。以前より大きい会社の大きい店という安心感はあるけど一から従業員みんなで作りあげたお店、思い入れもあり、緊張もある。

開店1時間前に出勤した。前日まで完璧に出来上がった売り場。以外とやることが無い。服装は自由だがオープン日の今日だけみんなで話し合って色味を統一した。なんかみんなでお揃いコーデしているみたいで楽しい。なんとなくいつも以上に丁寧にセットした髪、しっかりアイロンをかけたシャツ。格好がきちんとしてるなんかいつも以上に自信がもてるかも。

開店30分前、開店前に待ってくれているお客さんにビラを渡す。照明を付け、店内BGMを流す。以前のお店のように僕の気分で選曲できないのがちょっと残念だが...なんて思っていたらBGMを流すスピーカーのリモコンが無い。慌ててみんなで探す。すると店長が記念撮影をしよう、と。入口がガラス戸なので待っているお客さんからまる見えの状態で記念撮影をしてちょっと恥ずかしいのとリモコンが無くて焦っているのできっと変な顔してるんだろうなと思った。

開店ギリギリでリモコンが見つかりBGMを流す。店内BGMって以外と大事。静かすぎるとけっこう入りにくい雰囲気が出てしまうのだ。そうえいば以前閉店時間が過ぎてもなかなか落ち着かなかった時、BGMの音量を極端に小さくしたらすーっと客足が引いたことがあった。

ちいさなトラブルは無かった事でもないが思ったより穏やかで終わったオープン初日。僕が経験した店をひらく瞬間ってリモコンの事で頭いっぱいだったって事かな。

 

そして思ったよりスムーズに帰宅。でも緊張はしてたみたいで部屋に入った途端お腹が空いて早めの夕食に。

薬味ねぎをかけると一気にいい感じになる

前日に作っておいた茄子の揚げ浸し。最近は業務用スーパーで冷凍野菜を買う事が少なくなったけど冷凍の揚げ茄子は便利で買ってしまう。自分で揚げてもいいけど無限に油を吸う茄子の恐ろしさを直視しなくていいし、茄子を買うより安上がり。そしてサラダに鍋のまま食卓に出したうどん。

はやめに食べてはやめてに寝てしまおう。

 

あんころもちお

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