手取り13万円だけど丁寧な暮らしがしたい

田舎の雑貨屋でアルバイト、へんてこアパートでひとり暮らし。

キャベツメンチとキーマカレー

 

4月1日(月)

繁忙期のピークを越し、すこし気分転換にドライブに出かける。まだこちらは桜の季節にはちょっぴり早いけどSNSで見るお洒落で都会的な人達が予約制の公園で(予約制の公園って何事よ)お花見でピクニックを楽しんでる写真をたくさん見たのでピクニック欲が満載だった。ドライブの途中に寄った初めて訪れたパン屋でトングをカチカチしながらパンを撰んでいると「キャベツメンチパンが出来立てで〜す」と。ただパンを陳列する際のお決まりのセリフなのだが店内には僕一人だったのでまるで僕に直接話しかけてるみたいでなんだが無視出来ずに「へえ〜」と聞こえるか聞こえないかのボリュームで返事をしキャベツメンチパンも買った。

いい感じの川沿いのベンチでカフェオレとドーナツ、キャベツメンチパンを食べる。カフェオレってすこし甘くして飲むのが好きだけどお洒落カフェで買ったのでちょっと遠慮してガムシロ無しで飲んだ。お洒落カフェって基本的にガムシロや砂糖は無しの前提よね。勿論甘くしなくても十分美味しかった。キャベツメンチパンはなんか料理上手の友達のお母さんが作ってくれた風の味がして懐かしいような不思議気持ちになった。メンチカツって結構ジャンキーというか強い属性のある料理だと思うけどキャベツを加えただけで急に穏やかな春感のある料理になるの面白いよね。

 

4月9日(火)

はずれのキャベツを買ってしまった。全体的に水分が少なく繊維質が目立つような感じ。スープにしたり蒸したりして食べたけど残り半分。数日後冷蔵庫で見て見ぬふりをしていたから更にに水分が飛んでそうだ。

そうだ、カレーにしよう。カレーにしてしまえば全てを包みこんで美味しくしてくれるであろう。お肉は油分と味が出やすい豚挽肉にし、キャベツはみじん切りにしてより挽肉の油分が馴染むようにする。水分や甘みを補う為にいつもより少し多めに玉ねぎを入れた。うん、大成功。挽肉の油分がぱさついたキャベツをうまく復活させてくれた。具材が全部細かいので入れる水を減らしてキーマカレーっぽくして食べた。

 

あんころもちお