手取り13万円だけど丁寧な暮らしがしたい

田舎の雑貨屋でアルバイト、へんてこアパートでひとり暮らし。

SNSの友人と喫茶店で待ち合わせしたら怪しいセミナーの勧誘だった。



先日、SNSの友人と喫茶店で待ち合わせして楽しい時間を過ごした。

ancoromochio.hatenablog.com

こんな感じで長く交流を続けている友人が2,3人居るが、全てが友人になったり、交流が続いている訳ではない。一回会ってそれなりに楽しんだが、とくにそれ以降会ったりとかはせずにフェードアウトorSNSのみ交流が続くパターン。最近こそ、そういう人にはピンとなにか来るので自衛できているがSNSでは通常通りに交流するが実際に会った途端、セミナーや宗教、ビジネスなどの勧誘が来るパターンだ。

自分で言うのも変だが、私の顔面は「なんか優しそう」「断れなさそう」みたいな、キャッチのマニュアルがあるのならば私のような顔面の人をまず声かけなさいって書いてあるようなイージーな対象とされやすいのだ。まあこちとら勧誘されすぎて自衛機能が飛躍的に強化されたので今は「声かけやすそうなのに実際声かけたら面倒だった」って一番厄介な存在となった。

さて、話を戻して数年前、まだ自衛機能が強化されていない頃。名古屋の喫茶店やカフェを巡るのがマイブームだった。お洒落な店内やおいしいお菓子、そして苦手だった珈琲が飲めるようになったのでより楽しんで喫茶店やカフェを開拓し、Instagramで記録していた。同じように名古屋の喫茶店やカフェ、あとは個人店のご飯屋さんなんかも記録している同い年の男の子とInstagramで仲良くなった。(今思うと同い年は嘘だったのかもしれない)

数ヶ月、Instagram上でやりとりを続けた後に実際に一緒にカフェに行くことに。お目当てのカフェの最寄り駅で待ち合わせ。名古屋でいくつか系列店のあるカフェでランチ兼お茶をした。お互いの趣味やお気に入りのカフェなど、具体的には忘れてしまったが話がかなり盛り上がった。すごく話が上手だった。彼は相手の話を引き出して膨らまして話題を返すのが非常に上手だった印象が今でも覚えてる。

宗教やセミナーなどの勧誘あるあるなのだが会って一回目では勧誘されないのだ。話を盛り上げて楽しませて関係を深くしてから勧誘するのが定番。もちろんこの時も勧誘をされずに次会う約束をしてその日は別れた。(具体的に次会う日を決めるのもポイント)

 

二回目のお茶をする日の当日、名古屋駅で彼を待っていると会わせたい人がいると急に連絡が来た。今思うとこの時点で怪しいと思うのだが前回のカフェでの交流ですっかり友人と思っていた私は怪しいなんて全く思っていなかった。だけど残念。私は3人以上で行動するのが苦手なのと「友人の友人」という立場の人の交流するのが極端に苦手なので一気にうわめんどくせ...ってなってしまった。

しかも当日にそんなこと教えてくるなんて断りにくいし(これもテクニックであろう)としぶしぶ3人でお茶することに。私と彼と、20代後半から30代前半くらいだろうかの男性で喫茶店で。初めて彼とお茶をしたお洒落なカフェとは正反対に薄暗く、煙草の煙りがもくもくしている古い喫茶店だった。私が断りにくそうと思われていたのか二人で一気に畳みかけるつもりだったのか前回の丁寧な下積み(会話)のようなことは一切なく、ストレートにセミナーの勧誘をされた。名古屋の若い男女でコミュニケーション能力を高めよう。みたいな内容だったと思う。30万円を払えばあとはずっとそのセミナーに参加できるよ(最初は50万円だったけどいつのまにか30万円まで落ちた。分割可)と言われ、尚且つ今は女の子の参加者が多いからぜひ男である私に入ってほしいと。飲み会があるだのお泊り会があるだの...

そこで男である私を釣ろうとしたのだろうけど残念私はゲイだ。ただでさえ急にしらん人と煙草臭い喫茶店に連れられて気分よくないのにお金を払って女の子と絡めと...逆にお金欲しいわ。時給1200円寄越しなさいよと思いつつ、珈琲代をテーブルにたたき付けて店を出た...ってことはせずにもにゃもにゃと適当に話を流し、まんまと次会う約束をし、だけどすっかり彼の信頼が消えた私は「ではまた~^^」と彼と別れたあとにLINEとInstagramをブロックした。

 

もう7,8年前くらいの話、彼は今なにしてるのだろうかとたまにふと思う。一回目のあの以上に上手なトーク。あのトーク力で今も何かしらの勧誘してるのかな。

 

あんころもちお

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 楽しい貧乏暮らしへ