2月14日(火)
今日はバレンタインデーだ。バレンタインデーにひとつ面白い思い出がある。
学生の頃、当時のパートナーに手作りチョコをあげようと気合いが入っていた。私が作るお菓子の中で１番おいしいと思うチョコレートテリーヌを作った。いつもは明治とかのお手頃な板チョコで作るのだが気合いが入っていたのでちょっと高価な板チョコで作った。そしたらまあカカオが濃かったのか私の調理と相性が悪かったのか尖った酸味のあるテリーヌが出来上がってしまった。
もう家を出なければいけない時間、近所に洒落たチョコを売っている店は無い。そもそもどうしても手作りが良いのだ...そんな中閃いてコンビニで購入したのが198円ほどで売っているブルボンのトリュフだ。トリュフチョコ特有のごつごつ感が手作りっぽい。チョコレートテリーヌで使う予定だったココアパウダーをかけ、100均一で売っているいかにも手作りチョコを入れる為の箱にぶちこんで家を出た。
今だったら手作りチョコだと言って渡し、食べた感想を聞いてからこれは198円の市販品だと言ってイタズラっぽくする流れだが当時はそんな柔軟性(?)もなくそのまま騙しっぱなしで終わった。もしかしたら市販品だと気づいてたけど黙っててくれたのかもしれないな。いやアイツは気づいてないと思う。
2月15日(水)
職場で筍芋をもらった。初めて見たのだがあまり全国的な野菜ではないそうだ。職場の人曰く、味が淡白だから濃いめに煮付けると良いそう。
ビジュアル的になんか灰汁が強そうだなと思いしっかり目に灰汁を抜く。(後々調べてみたら灰汁抜く派と抜かない派に別れていた)厚揚げと一緒にすき焼きっぽく甘辛く煮付けた。
いい感じに照りが出た。食べてみると確かにちょっと淡白。あっさりした里芋だな。濃い味付けと相性よさそうだしコロッケとかフライにしてもおいしそうだ。初めて食べる食材を調理するのはわくわくする。ここ最近ご飯をつくるのが単調になってきたので楽しかった。
あんころもちお
